手作り家具の製作と販売

■全面ガラス張りのコレクションケースを福岡までお届けするお話 その壱■

コレクションケース

今回は博多にコレクションケースを届けに行くお話です。

それは8月の下旬の事です。
←「添付画像の様な品をオーダーできないか?」との問い合わせが入りました。趣味のコレクションを飾るそうです。

メールで何度かのやり取りをして商談はまとまり製作に入りました。

順調に製作は進み無事完成しました(下の画像)。一見簡単そうな作りに見えますがフレームの接合やガラスの収まりなど、以外に悩むところが多く思いのほか手こずる作品でした。

コレクションケース オーダー

さて、配送はいつものクロネコさんにお願いします。が、ここで大問題が発生です。
それは「全面ガラス張りの品はお取り扱い出来ない」とのことで無下に断られました。
こりゃーまいりました。以前にガラス張りの飾り棚を届けて頂いた事があるんですが????おかしい??
このサービスが始まった当初、営業さんが来て「是非使ってください」 で使い始めたからお付き合いは密で永かったのですがね??? なんともつれない。
フラれてしまっては仕方ありません。で、他の業者をネットで調べましたがなかなか似合うシステムが無く悶々とした日々を送っていました。
そう言えば以前にS急便のドライバーが「うちも家財宅配便を始めました」と言っていたので営業所に問い合わせするも、担当から待てど暮らせど連絡が来ず、こちらから4度も電話をかけようやく担当らしき人と話をしたのですが、どうにも要領を得てない。
どうも取扱い事例が無いらしく手続き完了まで2ヵ月も掛かると言うのだ???もはややりたく無いオーラがプンプンである。
そんな訳で初老人は腹を括り直接お届けに行くことにしました。

とは言えショップからお客様のご自宅まで1041kmです。グーグル先生によるとノンストップで12時間45分です。
アホで無い限り最低でも神戸辺りで1泊程度が基本でしょうが、アホの初老人は無謀にも車で仮眠を取りながら福岡を目指す事にしました。
何度も言いますが1041kmは半端でありません、店長も同乗しますが高速の運転はしません。運転は実質初老人一人です。
以前も屋久島にソファーベンチを届けましたが、それに比べれば少しは近いですが体力が持つか心配です。
エブリイワゴン

店を閉めてショップを17時30分に出発です。
距離だけでなく今回の凄い所は軽ワゴンで行く事と、この大きさの家具が搭載出来てしまう事です。
ハイエースで行くことも考えたのですが、福岡の都市部を考えると小回りの効く車にします。シートも倒せず窮屈ですが、気合です。

あまり先を見ず目先の松本を目指します。
そして駒ヶ根、多治見、京都です。

途中中央道リニューアル工事を飯田〜中津川区間、土岐〜小牧区間でしていて結構怖い思いをします。車線がパイロンで狭くなってて何方に進めばよいのか迷います。
京都まで来るとだいぶ進んだ気もしますがまだ三分の一程度です。
さて姫路・岡山・広島を目標に気合を入れます。

◆大活躍のエブリイワゴン
エブリイワゴン

だいぶ休み休みの道中なのでSAにもたくさん寄りました。
何処のSAもそうですが大型トラックが満車です。
普通車のエリア数台分を占拠して停めていたり、入口と出口でハザードを点けて停車していたりとだいぶマナーが悪く非常に危険です。
大きな組織の圧力が掛かっているのか?警察も見て見ぬふりですかね?
物流業界の2025年問題の人材不足も以前から言われてますが、トラックの多さを見るとだいぶ景気が良くなって来た事を実感出来ます。

全然知らなかったのですが、新名神高速道路が高槻JCTから分岐して開通してたことで少し楽になりました。そしてまだ新しい施設なのでどのSAも素晴らしく、中でも宝塚は物凄く、トイレなどは一流ホテルかと思わせる程に豪華でゆったりした空間でした。24時56分、さてまだまだ宝塚、ショップを出てから7時間30分、私の中では広島まで行けばあともう少しと言う感覚なのですが・・・・事故を起こさず、まずは岡山まで頑張ります。

高速乗りっぱなしで思ったのですが何処のSAでも洗面台はタッチレスでハンドソープとお湯が出る。日本人の私が驚くのだからインバウンドの旅行者はアンビリーバブル(unbelievable)な訳です。

関門海峡を渡りようやく北九州に入ります。ここは私の姉が居る所なので馴染みがありますが今回はスルーです。お客様のお宅まで80km、今までの距離と比べたら僅かですが、まだ結構あります。あともう一息。

お客様には13時〜15時の間に行くと言ってあったのでまずまず予定どおりに到着。トータル19時間30分、どえりゃー距離ではありましたが、搬入設置までが仕事。ここで気を抜く訳に行きません。

お客様とはメールだけのやり取りなのでどんな方か解りません。
高額なオーダー家具を注文してくださるのでそれなりに年齢を重ねた方だと思っていたのですが、マンションのエレベータから降りて出迎えてくださったお客様がえらくお若いので驚きました。

到着して知ったのですがすぐ近くに九大(九州大学)が有り、周辺にはマンションやアパートがたくさんありました。勝手な想像ですがお客様は九大の学生さん?もしくは若き教授?手土産まで頂き、お若いのに出来た方です。御馳走様でした。

搬入はマンションの6階ですがさほど困難もなく無事設置させて頂きました。
まだ復路がありますがようやく肩の荷もおりました。今晩はようやくベッドで寝れそうです。

続きは二話で。

宝塚SA
お土産
壱話 弐話 弐話 四話

2024/11/12………………続く