手作り家具の製作と販売

りとチャンの学習机の物語 一話

長野県小布施町の位置です

 

りとチャンへ 

りとチャン、はじめまして。おじさんは りとチャンの”がくしゅうつくえ”をつくっているんだよ。
どこでつくっているかというと、ながのけんの おぶせまち というところで つくっているんだよ。

りとチャンのおうちからは くるまで4じかんくらい かかるところなんだよ。りとチャンのすんでるところとちがい、ゆきが たくさんふるところなんだよ。2がつは2かい おおゆきが ふったんだ。ゆきかきで そりゃ〜〜もうたいへんだったよ。でもね おいしいたべものも たくさんつくっていてね、くりや ぶどうや りんごなど たーくさんとれるんだよ。

なんでおじさんが りとチャンの”がくしゅうつくえ”をつくっているかというとね、お父さんとお母さんが いんたーねっとで おじさんを みつけてくれたんだよ (*^_^*)

おじさんは”がくしゅうつくえ”を ちゅうもんでつくっているからね、だからかぐやさんや デパートには うっていないんだよ。だから りとチャンひとりだけのつくえ、ということなんだよ。

どんぐりの実のなるナラの木だよ

つくえは ならの木をつかっているんだよ。ならの木とはね、どんぐりのみのなる木なんだ。
80さい100さいと なが〜くいきている ならの木なんだ。りとチャンの おじいちゃん おばあちゃんより ながいきしてるかもしれないね?

そのならの木を おおきなノコギリのきかいで ギコギコきって、いたにしちゃうんだ。 
でも きったばかりの木は じめんの水をたくさんすっているからね、すぐにはつかえないんだよ。なんねんも なんねんも かわかしてから ようやくつかえるようになるんだよ。
丸太製材
木取りをしています そして かわかした ならの木は つくえにつかえるように また小さくきったりするんだよ。そしてまた 小さくなった つくえのぶひんを ペタペタペタとはりあわせたり ゴリゴリゴリとあなをほったり ギコギコギコとけずったり シュリシュリシュリとみがいたり、いろいろなことをしてようやく つくえのかたちになるんだよ。

りとチャンのつくえはもうじきでかんせいするよ。あかるくみえているのが りとちゃんのつくえだよ。

じつは りとチャンとおなじように しん一年生になる ぜんこくのおともだちのつくえも つくっているんだ。
くりや くるみや さくらの木だったり、おおきさがちがったり、みーんな一つ一つちがうんだ。だからおじさんは めがまわるほど「た〜いへん」なんだよ。でもそれが おしごとだから「た〜いへん」なんていってると、かみさまに「こらっ」ておこられちゃうんだ。

それにいまは お母さんのつくえもつくっているんだよ。にゅうがくしきまでにはとどけるからね、もうすこしだけまっててね。お母さんにも そういっといてね。

りとちゃんのつくえだよ!
つくえたのしみにしてますよ。りとより

あと おしょうがつに すてきな ねんがじょうをありがとうネ!おじさんのたからものだよ。

りとチャンも かぜをひかないように げんきでね!また いんたーねっとで おてがみかくからね!それじゃーね。

 

・・・・・・・・・つづく

一話 二話 三話