栓の木ばっちゃんは色白でそりゃー綺麗な素肌を見せてくれました。
「ばっちゃん、素肌のままでは汚れるから薄い化粧をしてあげるよ。安田さんはね、木の素材が判るナチュラルな色がいいんだってさ。だから今回は漆は駄目だね。オイルも駄目だよ、座卓に使われるんだから。」 「なんで漆とオイルはダメなんじゃい?」 「漆は最高の自然塗料だけれど、どうしても茶色になっちゃうんだ。オイルはね、ばっちゃんの色白な素肌が引き立つ化粧なんだけど、皆がお茶飲んだり食べたりした時に どーしてもこぼすでしょ?その時にシミになりやすいんだよ」 |
|
|||||
「でも趣味の悪い化粧はよしておくれよ。コテコテのピカピカはいやじゃからな」
「解る解る(^_^;) いるよね、コテコテの厚化粧でピアノみたいにテカテカしてる じっちゃんばっちゃん。今回はねウレタン塗装だよ。それも薄くて艶消しだから殆んど木地に近い、いやみの無い薄化粧。」 |
![]() |
|||||
「足のデザインもいいでしょ?これはね安田さんの旦那さんがデザインしてくれたんだ。」
「ハの字に広がって、ふんばっとるちゅー感じで良いのー。それに脚が付くと わたしゃもいよいよ第二の人生をおくるんじゃと言う気持ちになるわい、アリガトヨ。」 ・・・・つづく |
![]() |
|||||
|
||||||
|