天板には自動感知のLEDスポットライトを埋め込みました。照明の当たり具合と収まりを確認するため観音様を仮安置します。
観音様をしみじみ観ていると、彫りたての頃とお顔が変化している気がします。何と言うか、朗らかで慈愛に満ちたお顔に威厳が加わった感じです。気のせいかな?いや、変わってます。
この世に形となったお仏壇と観世様、本来ならまだまだ必要のなかった物です。この世で起こることはすべて必然なのでしょうか?彼の死もこの仏壇も観音様も・・・・・・?。私には答えは見つかりません。必然があるとするなら私が木工の道に進み、このような手助けが出来たと言う事でしょう。
若い樵の死が必然だとは思いたくもありません。 |