手作り家具の製作と販売

■屋久島にソファーを届けるお話 その九■

白谷雲水峡を後にして27日の夕方5時にお客様のお宅に「とうちゃこ〜〜〜〜」。

長野のショップを出発してから丸二日、遠かった〜〜。

今回の配達は就職が内定している大学生の息子も連れて行ったので車の運転はだいぶ助かりました。

お客様宅で一通りの説明をしている所です。

もうすぐ11月だと言うのに私は半袖です。道を尋ねた爺さまは短パン1枚でした、長野の陽気とは明らかに違います。説明をしているとお客様のママ友が鹿肉を差し入れで持ってきました、さばいたばかりなので新鮮な様です。どうも屋久島には鹿が増えすぎてハンターも増えたそうです。尻尾を持ってくと報奨金が出るんだと島の人が言っていました(真相は未確認ですが)。

お届けした時、旦那様は海岸に面した露天風呂「湯泊温泉」で入浴中でした。素潜りで魚を突いてから子供とここに入るのが日課だそうです。混浴ではありません、風呂の間仕切りにヨシズが申し訳なさそうにありますが透け透けで、どちらが男湯か女湯か解りませんが ・・「これでいいのだ〜〜」。

お客様は東京からのIターンで ”海と山” 両方が楽しめるこの自然豊かな屋久島に定住を決めたそうです。今回の配達で都会から(東京・愛知・兵庫)移り住んだ若い方と接する機会がありました。皆さんから感じ取れるキーワードは『心豊かな生活』でした。

今回は屋久島まで配達すると言う無謀なプロジェクトでしたが、この地を踏み人々や自然に触れられたことは代えがたい財産となりました。「屋久島にソファーを届けるお話」は「これにて一件落着〜〜〜っ」となりますが、十話に屋久島のベストショットを掲載いたしますのでお時間許すようでしたらご覧ください。 では・・・・。

2015/10/28・・・・・・・・・・・・・・・・・・屋久島のベストショット