手作り家具の製作と販売

■Hさんちの水屋物語「材料選び」・1話■

「スコフィールドさんと海を渡る水屋物語」の連載を始めてから相乗効果でしょうか?水屋箪笥の問い合わせがいっそうふえました。ありがたいことです。
5月も3件のお問い合わせがあり、神奈川のHさんが実物を見ず、サイトの写真とメールのやり取りだけでご注文をしてくださいました。
そこで思ったのですが、品物を見ずに高額な商品を信頼してご注文くださった遠方のお客さまに対して、こちらで出来る事は無いかと?

そう答えは簡単でした、・・・で、 始めました「Hさんちの水屋物語」を(^。^)

今回のご注文は幅1800mm×高さ1800mm×奥行き450mmの大きなサイズの水屋箪笥です。右写真の定番品より幅が300mm大きい物です。色もナチュラルな木地色です。この木地色のタイプは個人的に気に入っているのですが、ご注文いただく90%近くは比較的濃いブラウン色です、だから木地色のタイプを注文されるとなんか少し嬉しかったりもします。

今回の水屋はHさんご指定で総無垢です、まずは材料の選択です。。天気の良い日にフォークリフトでタモの材料を引っ張りだしてきます。外に立てかけて素直な柾目の材料を選択します。多分写真に写る材料は殆んど使うかもしれません。
右写真、幅の狭い材は主に棚板や建具になります。相当重くなりそうです、総重量100Kgはいくでしょう。今から搬入の事なんか考えています。(T_T)

【つぶやき】
入梅前、信州の抜けるような青空がえらく綺麗です。

 

04/6/5

つづく